SKKとは
- SKK(エスケイケイ、Simple Kana to Kanji conversion program)
- Emacs上で動く、日本語入力システムの1つである
引用: SKK - Wikipedia
既存IMEの問題点
- 形態素解析に基づいた自動変換で、文節を間違っていた場合にはカーソルキーで文節を変更する必要がある。その為、余計なキータイプが発生する。
SKKの特徴
- かな漢字変換において形態素解析に基づいた変換を行わない。かなと漢字の境界をユーザが指定する。
- ホームポジションを崩さず入力
- シームレスな辞書登録
引用: SKK - Wikipedia
AquaSKK
今回試したのは、AquaSKKというMacOSでもつかえるSKKベースのアプリケーションです。
SKKの使い方
- 基本的にローマ字入力→ひらがなが一文字ずつ確定入力される(エンターいらず)
- 漢字変換するには、一文字目を大文字入力する必要がある
- 送りがななしのケース例:
Kanji
と入力し、スペースキーで候補選択、次のキータイプ or エンターキーで確定する - 送りがなありのケース例:
OkuRigana
と入力し、スペースキーで候補選択、次のキータイプ or エンターキーで確定する - 候補の漢字が無いケース: 自動的に辞書登録モードになる
- 送りがななしのケース例:
- カタカナ入力するには、一文字目を大文字入力し、qキーを押す必要がある
- 例:
Katakana
と入力し、qキー入力でカタカナになり、同時に確定する
- 例:
良い所
- キータイプ数が減る
- エンターキーを本来の目的のみで使える
- 即辞書登録できるのは良い
- 慣れると手書きと同じ感覚で使えるらしい
悪い所
- 今までの癖を抜くため相当な慣れが必要
- シフトキー多用するので小指が疲れる